幹部（ESTJ）の怒り方は？怒るとどうなる？怖い？怒った時の反応を解説

この記事では、幹部（ESTJ）の怒り方、怒るきっかけなどをご紹介していきます。

他のMBTIタイプと比べても、リーダー気質の筆頭格ともいえる幹部（ESTJ）が怒ったらどうなるのか、興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

幹部（ESTJ）の怒り方は？怒るとどうなる？

はじめに、幹部（ESTJ）の怒り方や怒るとどうなるのかを解説します。

リーダーシップがある幹部（ESTJ）が怒ったとき、どのような反応を見せるのか、以下で5段階のレベル別にご紹介していきます。

幹部（ESTJ）が怒ったら、冷静なのか感情的なのか、チェックしていきましょう。

怒りレベル1：怒りの原因を探る

幹部（ESTJ）の怒り方として最初に挙げられるのは、怒りの原因を探ることです。

幹部（ESTJ）は、自分自身が何かしらの期待に応えられなかったときに怒りを感じますが、その場合、感情に流されることなく冷静に状況を分析することができます。

論理的な視点をもっている幹部（ESTJ）は、どうして上手くいかなかったのかなど、起きた事実をもとに、頭の中を整理して解決策を見出します。

たとえば、「英語力が期待されて入社したけれど、実際にネイティブと会話して上手く話せなかった」という場合、語彙力が原因なのか、場数の足りなさが原因なのかなど改善できる点を探ります。

したがって、この段階においては、怒りを感じても自分自身と向き合うことが多く、周囲への影響はほとんどないといえます。

怒りレベル2：ストレートに指摘する

幹部（ESTJ）の怒り方として次に挙げられるのは、ストレートに指摘することです。

幹部（ESTJ）は、他人のミスや失敗によって作業に支障が出ると、イライラを感じてしまうことがあり、その場合、素直に相手に意見を伝えます。

というのも、幹部（ESTJ）自身が効率を重視していることから、物事が順調に進むようになるべく早く問題を解決したいと考えるからです。

幹部（ESTJ）は、怒りを感じるとトゲのある発言になりやすいため、相手に怖い印象を与えることもありますが、この段階では怒りをぶつけるというよりも、問題の解決が優先になります。

怒りレベル3：他人の意見に耳を傾けない

幹部（ESTJ）の怒り方として次に挙げられるのは、他人の意見に耳を傾けないことです。

幹部（ESTJ）は、怒りの感情が強くなってくると、自分の考えに固執してしまう頑固な一面があります。

ここまで来ると、他人の意見を聞き入れず、自己主張を押し通してまでも自身の考え方を相手に伝えようとします。

そのため、この段階で、幹部（ESTJ）が怒っていることがはっきりとわかり、相手にとっても会話しづらいと感じることが多いです。

怒りレベル4：声のボリュームが大きくなる

次に幹部（ESTJ）の怒り方として挙げられるのは、怒りの感情が大きくなるとともに、声のボリュームが大きくなることです。

幹部（ESTJ）は、リーダーシップや責任感を強くもっており、自身が関わることで下手なことはできないと考えます。

そうした使命感があるため、怒ったときには自分の意見や立場を強調する傾向があり、相手の反応次第では、声を荒げることもあります。

それゆえ、この段階では怒った幹部（ESTJ）に対して、怖い印象を覚えることが多く、コミュニケーションをとることは難しいといえます。

怒りレベル5：冷静さを欠く

最終的に、幹部（ESTJ）が怒ったときに見られる反応は、冷静さを欠いてしまうことです。

こうなってしまったら、幹部（ESTJ）は、論理的な思考を失って感情が優先され、問題の解決よりも怒りをぶつけることになります。

たまっていたフラストレーションを全て出してしまい、口調も悪くなりがちです。

そのため、この段階では、相手が傷つくことはもちろん、自分自身も後から言いすぎてしまったと後悔することもあります。

幹部（ESTJ）は怒ると怖い？

幹部（ESTJ）が怒ると、口調が強くなりがちで、怖いと感じることが多いです。

幹部（ESTJ）は、根っからの仕事好きであるため、特に怒る場面として多いのが、仕事に関することになります。

ルールなど規則を徹底しており、強い責任感とリーダーシップから、思い通りにものごとが進まないと怒りに発展するケースが多いです。

たとえば、部下が既存のやり方を無視して独自の方法で行動してミスが発生したとき、締め切り期限を過ぎたときなど、このような事態が起きると幹部（ESTJ）の怒りは激しくなることがあります。

そのため、幹部（ESTJ）が怒ると、口調が強くなりがちで、怖いと感じることが多いです。

幹部（ESTJ）が怒るきっかけは

次に、幹部（ESTJ）が怒るきっかけについて解説していきます。

幹部（ESTJ）が怒ったら怖いというのはわかったけど、具体的にどんなことで怒るのか、以下で8つご紹介しているので、確認していきましょう。

仕事中の怠慢な姿

幹部（ESTJ）が怒るきっかけの1つ目は、仕事中の怠慢な姿を目撃したときです。

仕事人間と言っても過言ではない幹部（ESTJ）は、組織の中でも特に責任感が強く、会社を成長させるために、努力を惜しまず励むことができます。

そのため、仕事に対して不真面目な態度を見かけると不快に感じてしまい、相手の行動を批判するように注意したり、激怒したりします。

言行不一致の態度

幹部（ESTJ）が怒るきっかけの2つ目は、言行不一致の態度が見られる場合です。

幹部（ESTJ）は、現実的な思考をもとに、物事を計画して進める性格であり、やると決めたことは最後までやり遂げないと気が済みません。

だからこそ、理想論ばかり語って行動しない人や意気込みだけで中途半端に諦めるような人たちに対して、冷ややかな目を向けることがあります。

ズルや嘘を見せる

幹部（ESTJ）が怒るきっかけの3つ目は、ズルや嘘を見せることです。

正直で真面目な幹部（ESTJ）は、自分の利益のために卑怯なことをする人を許せません。

たとえば、労働時間のごまかしだったり、本当は終わってない作業を完了したと報告したりなど、会社の得にならないようなことを特に嫌います。

そのため、そういう事実が発覚したときには、幹部（ESTJ）の怒りが収まらず、現場の雰囲気がネガティブになってしまうこともあります。

優柔不断な行動

幹部（ESTJ）が怒るきっかけの4つ目は、優柔不断な行動に我慢できなくなることが挙げられます。

何事にも決断が早く、テキパキと行動する幹部（ESTJ）にとって、いつまでも動かずにうじうじしている様子は見ていられません。

それゆえ、そのような姿を目撃した際には、相手に対して、「なぜさっさと行動や選択をしないのか」など、尋問のようなキツめの問い詰めをしてしまうこともあります。

約束の時間に遅刻

幹部（ESTJ）が怒るきっかけの5つ目は、約束の時間に遅刻してくることです。

計画性が高く、スケジュール管理を徹底している幹部（ESTJ）にとって、自分の時間を削られることは、腹を立てる原因となります。

場合によっては、相手から舐められてると感じて、幹部（ESTJ）の信頼を一瞬にして失ってしまうこともあるかもしれません。

散らかった作業環境

幹部（ESTJ）が怒るきっかけの6つ目は、散らかった作業環境が挙げられます。

幹部（ESTJ）は、スムーズに効率良く作業することを好むため、身の回りや職場の整理整頓を積極的に行います。

そのため、散らかった現場である場合、本来のパフォーマンスを発揮できなくなることがあったり、また、片付けたのに散らかされたときには激怒することもあります。

集団行動に非協力的

幹部（ESTJ）が怒るきっかけの7つ目は、集団行動に非協力的な様子です。

チームをまとめる才能が高い幹部（ESTJ）は、グループで何かの目標を成し遂げたり、大きな結果を出したりすることに喜びを感じます。

その反面、集団を乱すような独断行動だったり、指示を無視して物事を進められたりすることを良く思いません。

それゆえ、反発的な態度を見せられた際には、非常に怒りを買ってしまう可能性が高いです。

想定外の進行状況

幹部（ESTJ）が怒るきっかけの8つ目は、想定外の進行状況が挙げられます。

ルールや規則などに従って行動する幹部（ESTJ）は、予想もしていなかったことが起こったときに、戸惑いを感じてしまうことがあります。

というのも、マニュアルを完全攻略本であるかのように信じているため、その手順で動いていれば、ミスは起きないと考えている部分もあるからです。

したがって、何か問題が起きた場合、順調さを欠いたことで失敗にばかり目が行くことがあり、ミスをした人に冷たく当たってしまうことも考えられます。

幹部（ESTJ）の怒りへの対処法とは

幹部（ESTJ）の怒るきっかけがわかったので、次に、幹部（ESTJ）が怒りに対してどんな対策をとれば良いかについて解説していきます。

怒りの感情に対して素直な幹部（ESTJ）が、どのように怒りを乗り越えるべきか、以下で、6つご紹介しますので、参考にしてみてください。

発言前に深呼吸をする

幹部（ESTJ）の怒りへの対処法の1つ目は、発言前に深呼吸することです。

幹部（ESTJ）は、他人の行動や言葉に対して怒りを感じたとき、思ったことをすぐに発言してしまう傾向があります。

しかし、相手も意図的にそうしたかったわけではない場合が多く、いきなり怒られてしまうと関係性の悪化などにもつながりかねません。

そのため、怒りを感じたらまず、深呼吸をすることにより、感情のコントロールができたり、ストレスの軽減などが見込めます。

時間を置いてから見直す

幹部（ESTJ）の怒りへの対処法の2つ目は、時間を置いてから見直すことです。

幹部（ESTJ）が怒りを感じてしまうと、せっかくもっている判断力や実行力が損なわれてしまう可能性があります。

したがって、冷静さを欠かさないためにも、いったん時間を空けて感情を落ち着かせる必要があり、そうすることで適切な行動がとれるようになります。

他人の立場になって考える

幹部（ESTJ）の怒りへの対処法の3つ目は、他人の立場になってものごとを考えることです。

会社などの組織で、重要なポジションとなりやすい幹部（ESTJ）は、自分の指示で部下などが動くといった構造になることが多くあります。

それゆえ、自分の価値観を理解できない人や自分の言うことを聞かない人を”悪”のように感じることもあるため、注意が必要です。

たとえば、1日だけでも日雇いのアルバイトを経験してみたり、業界未経験の副業に挑戦してみたりすると、改めて指示を受ける立場になってみることができます。

自分の立場が大きくなって傲慢にならないためにも、ときには自分の権威が活かせない、自分が何者でもない環境に飛び込んでみることで、他人の苦労がわかったり、寛大な心を手に入れられたりします。

性格の違いに興味をもつ

幹部（ESTJ）の怒りへの対処法の4つ目は、性格の違いに興味をもつことです。

頑固な一面がある幹部（ESTJ）は、自分自身に揺るぎない信念をもっていることが多く、場合によっては、他人に耳を傾けないことがあります。

せっかく良いアイデアをもっているのに言い出せなかったり、提案が上手くいかないことを先読みして、秘密裏に違うことを試していたりと、人それぞれ異なる特徴をもっています。

だからこそ、他人の特徴を知っておくことは大切で、性格の違いを理解することで、相手とのコミュニケーションが円滑になりやすいです。

その結果、自分では思いつかなかった発想が生まれたり、相手の強みを活かすようにものごとを運べたりすることができ、ストレスを受ける機会の減少も見込めます。

他人の能力を把握する

幹部（ESTJ）の怒りへの対処法の5つ目は、他人の能力を把握することです。

幹部（ESTJ）は自身の価値基準が高く、他人に対しても期待が高くなる傾向があります。

「自分ならばこれくらいできる」といったことを、相手にも要求してしまい、思ったような結果に至らなかったときに怒りを感じやすいです。

そのため、相手が何が得意で、何ができないのかなどを把握することで、適切なタスクを与えることができ、円滑な業務が可能になってストレスを感じることが少なくなります。

仲間と協力する趣味を見つける

幹部（ESTJ）の怒りへの対処法の6つ目は、仲間と協力する趣味を見つけることです。

幹部（ESTJ）は、グループで何かを達成することに爽快な気分を感じるため、休日に仲間と一緒に楽しむ趣味をするとリフレッシュ効果が高くなります。

フットサルなどのチームスポーツや戦略を立てる才能を活かしたチーム戦のサバイバルゲーム、仲間と一緒のゴールを目指す山登りなどを楽しむことがおすすめです。

したがって、休みの日をだれかと何かの目標に向かって過ごすことで、日々のストレスから解放されて、日常に良い効果をもたらすことが期待できます。

幹部（ESTJ）の怒り方まとめ！怒った時の反応は、口調が強くなる！

幹部（ESTJ）の怒りについてまとめると、以下のようになります。

幹部（ESTJ）の怒り方を総括すると、とにかく口調が強くなる傾向があります。

幹部（ESTJ）自身が熱心にものごとに取り組むことから、自分の価値観と周囲の温度差に苦しむことがあり、怒りを生む原因にもなりやすいです。

しかし、周囲の中心人物として、ミスを正しい方向に軌道修正したり、チームの仲を深める努力をしたりと、だれよりも全体のことを考えて行動している人たちでもあります。

したがって、厳しくて不器用な面もありますが、非常に頼りになる存在であるケースが多いです。

幹部（ESTJ）の方が怒りを抑えたいと考えていたり、幹部（ESTJ）の上司や彼氏がなぜ怒っているのか、原因を知りたいと思ったときに、この記事がお役に立てれば幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました。