MBTI診断をやってみたけれど、IとEの違いがよくわからない、、
今回は、INFJ(提唱者)やENFJ(主人公)のような、MBTI診断結果の1文字目にあたるアルファベットの意味についてご説明します。
MBTI診断を知るうえで、とても重要なのがIとEの違いです。
自己分析や対人関係にも生かせるので、ぜひ最後までご覧ください!
MBTI診断のIとEの違いとは
MBTI診断において、Iは「内向型」、Eは「外向型」を表します。
I(内向型)は、自分と向き合って物事を考えるため、1人の時間を大切にします。
静かにゆったりと考えられる空間が心地よく、リフレッシュできるんですね。
E(外向型)は、他人と共有することで新しい気づきを得るため、人との交流を求めます。
人から刺激をもらうことで活気づき、パワーが湧いてきます。
もちろん性格の違いなどはありますが、I(内向型)は物静かで穏やか、E(外向型)は活発的で陽気、という印象ですね。
I(内向型)の特徴は
I(内向型)は、悩みや相談事を自分自身に問いかけて、頭の中を整理します。
深くじっくり考えたい性格なので、静かで穏やかな環境で過ごすことを好みます。
知らない環境や初めて会う人には、楽しみより不安が上回ることが多く、気負いすぎて疲れてしまうことも。
自分の気持ちや意見を伝える時はとても慎重になるため、控えめでおとなしい人という印象を持たれることが多いでしょう。
E(外向型)の特徴は
E(外向型)は人と関わることで活力やアイデアが生まれます。
社交的で誰かと一緒に過ごすことが好きで、新しいことや行ったことがない場所でも好奇心旺盛に飛び込んでいきます。
ひとりで考えたり悩むことは苦手で、休日もひとりだと寂しく感じることも。
自分の気持ちはどんどん発信し、周りからの意見や刺激をもらうことで元気が出るタイプです。
IとEを見分ける質問とその回答とは
I(内向型)とE(外向型)は、いくつかの質問でどちらか見分けることができます。
自分だったらどうかな?と想像してみてください。
ではさっそく見ていきましょう!
1週間、お休みがあったらどのように過ごしますか?
この質問に「家でのんびり過ごす」と答えるのがI(内向型)、「どこに行こう!遠い場所でも行けるなぁ」と答えるのがE(外向型)です。
I(内向型)にとって、長い休みはリフレッシュ期間。誰にも気を遣わずにストレスフリーに過ごしたいと考えます。
E(外向型)にとっては、仲間と出かけられる絶好のチャンスなので、嬉々として計画を立てて、余すことなくアクティブに過ごしたいと考えるでしょう。
初めて参加するイベントの前夜はどんな気持ちですか?
この質問に「うまくできるかなぁ。苦手な人がいたらどうしよう」と不安を募らせるのがI(内向型)、対して「楽しみでわくわくして眠れない」と答えるのがE(外向型)です。
心配性で慎重なI(内向型)と、直感的な感覚で生きるE(外向型)の違いがはっきり表れていますね。
気になるお店を見かけた時はどうしますか?
この質問に、I(内向型)は「お店の雰囲気や評判、お客さんの感じなどを様子見してから行く」と答えます。
情報を仕入れてから安心して楽しみたい気持ちが伝わってきますね。
E(外向型)の場合は「気になったらさっそく行ってみる」と答えます。
考えるより行ったほうが早いし、そもそも知らない場所への抵抗や戸惑いがないんですね。
【MBTI診断】IとEの恋愛傾向の違いは
I(内向型)は気持ちや感情を表に出すことが苦手で、お互いをよく知ってから、ゆっくり距離を近づけていきます。
E(外向型)は好きになったら積極的に話しかけ、波長が合えば短期間でもお付き合いをはじめることが多いでしょう。
人との距離を感じさせないE(外向型)のほうが出会いが多いですが、相手がI(内向型)だった場合は、勢いがよすぎで戸惑わせてしまうことも。
I(内向型)はふたりでまったり過ごしたいのに対し、E(外向型)はグループデートなども楽しめます。
I(内向型)の恋愛傾向は
I(内向型)の恋愛傾向は、慎重にゆっくり時間をかけて仲良くなります。
この人のどこが好きなのか、自分の性格と合うかなどを、心の中で自問自答していることも。
相手の気持ちを考えすぎで勇気がでないことも多いですが、そのぶん共感性が高く思いやりがあります。
気持ちをアピールすることが苦手なので、もしもI(内向型)同士が好意を寄せあった場合は、長期戦になりそうですね。
E(外向型)の恋愛傾向は
E(外向型)の恋愛傾向は、好きになったら一直線に好意をアピールします。
相手に壁を作らない社交的な性格で、初対面の人でもすぐに打ち解けることができます。
悩んだら友達に相談し、仲を取り持ってもらうこともあり、友達から恋人になるケースも多いでしょう。
付き合ってからも思ったことはすぐに伝えるので、不満を抱え込んで悩むことが少ないです。
【MBTI診断】IとEの職業や仕事上の違いは
次は、I(内向型)とE(外向型)の仕事上の違いを見ていきましょう。
- 一点集中型
- 根気と正確さが強み
- 人の気持ちに寄り添える
- 在宅勤務が快適
- 手広くこなす
- 競争、チームワークが得意
- 意欲的に成果、実績を上げる
- 人と会って一緒に働きたい
個人プレーで黙々と仕事に向き合うI(内向型)は、静かで穏やかな環境で落ち着いて働くことを好みます。
E(外向型)は仲間と競いながら切磋琢磨することにやりがいを感じるため、活気ある意見が飛び交う中で刺激られる環境が合います。
I(内向型)の適職や仕事の仕方とは
I(内向型)の適職の一例がこちらです。
- プログラマー
- カウンセラー
- バックオフィス
縁の下の力持ちとして誰かのサポートをしたり、こつこつと精密さを求められる仕事が向いています。
高い集中力と正確さを持っており、プログラマーなどの高度な技術を要する仕事も、責任をもって取り組めるでしょう。
穏やかで人当たりがいいので、接客業や受付などをはじめ、共感性の高さを活かしたカウンセラーなども適職といえます。
真面目で勤勉なので、専門的な資格取得なども得意です。
E(外向型)の適職や仕事の仕方とは
E(外向型)の適職の一例がこちらです。
- 営業
- 不動産仲介
- 管理職やリーダーなど
抜群の社交性を武器に、営業職や不動産仲介など、高いコミュニケーション能力が必要な仕事が向いています。
積極的に意見を出し合える環境で、周りから刺激をもらうことが活力となり、やる気に繋がります。
素直で裏表がなく、人の懐に入ることが上手なので、取引先などでも良好な関係を築けるでしょう。
いつでも堂々としており、率先して行動するので、リーダーや管理職も適任です。
【MBTI診断】IとEの相性とは
一見すると対照的で相容れないように感じますが、お互いに持っていないものを補完できるメリットもあります。
共通の趣味を持っていても、それぞれ楽しいと思うポイントが違ったりするので、自分だけでは知りえなかった面白さを発見できたりします。
話題が豊富なE(外向型)に対し、I(内向型)は聞き役が苦にならないので、お互いストレスなく会話が楽しめるでしょう。
自分とは違う価値観を持っているからこそ、相手の気持ちを想像して理解しようと思えるので、長く付き合うほど深い関係性を築けます。
MBTI診断のIとEの違いまとめ
最後に、MBTI診断のI(内向型)とE(外向型)の違いを振り返ってみましょう。
- 性格:穏やかで1人の時間が好き
- 恋愛傾向:感情表現が控えめで慎重
- 適職:カウンセラー、バックオフィス
- 仕事の仕方:コツコツ黙々と
- 性格:活発で人と過ごしたい
- 恋愛傾向:積極的でどんどんアピール
- 適職:営業、管理職
- 仕事の仕方:刺激をもらって高め合う
I(内向型)は、自分の中で思考を巡らせて行動し、冷静で穏やか、E(外向型)は、積極的で社交的な性格であることがわかりますね。
それぞれの感じ方や、弱いところを知ることで、より自分らしく生きられたり、人との関わりが楽しくなると素敵ですね。