診断名の後ろにTと表示されているけど、これはなんだろう?
性格診断の補助的役割をする記号ですね。次から解説していきますよ!
診断名の後ろにAやTと出てきて、これは何だろうと思った人もいるかと思います。
今回はこのAとTの違いについて解説していきます。
さあ、見ていきましょう!
MBTI診断のAとTの違いとは
MBTIのそれぞれのタイプには最後にAとつく人とTとつく人に分かれます。
これは正式な16性格タイプ診断にはでてこない指標なのですが、このAやTが診断結果の補助的な役割を示しています。
A(自己主張型)の特徴は
AとはAssertiveという単語の略です。
自己主張型と言い表すことができます。
この自己主張型はTに比べて神経系の問題を抱えにくく、めったなことでは動じにくかったり、心配事が少なかったりします。
一言でいうと、ストレスを抱えづらい性格だと言えるでしょう。
人の視線もさほど気にならず、楽観的で、ある意味鈍感だとも言えます。
T(慎重型)の特徴は
TとはTurbulantという単語の略です。
こちらはAと違って神経系のストレスを抱えやすく情緒的だと言えます。
Aとは正反対に、人の視線が気になり自己肯定感は低めです。
否定的な感情を抱えることが多く、その気分が持続します。
Aを陽キャとするならば、Tはいわゆる陰キャと言えるでしょう。
AとTを見分ける質問とその回答とは
AとTを見分けるためにどのような質問があるでしょうか?
その例を下記に示します。
- 感情をコントロールするのではなく、感情にコントロールされている?
- 自分の心より自分の頭に従うことが多い?
- 人々が感情ではなく理性に頼れば、もっとよい世界になると思う?
AとTを見分ける質問としては、何かしらの判断をする際に、感情面を優先するかそれとも数字や論理から判断するかという質問が主に挙がりました。
この質問で、感情を優先するのがAの自己主張型、論理を優先するのがTの慎重型です。
感情を大切にするか、頭で判断するかの違いを問う問題が多いですね!
【MBTI診断】AとTの恋愛傾向の違いは
このように感情を大切にするAと頭で判断するTは一見正反対のように見えるのですが、恋愛傾向に違いはあるのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
A(自己主張型)の恋愛傾向は
Aの恋愛傾向は下記のような例があります。
- 感情をそのまま表し、ストレートに相手に好意を伝えることができる
- 相手との関係において、パートナーシップやコミュニケーションの質を大切にする
- パートナーに対して献身的な姿勢を持つ
- 相手に対して自分の希望するものを率直に伝えることができる
T(慎重型)の恋愛傾向は
Tの恋愛傾向は下記のような例があります。
- 感情や情熱よりも頭がどう働くかの方に主軸を置く
- 相手と信頼関係を築いていくときに信頼や安定性を重視するので関係を築くのに時間がかかる
- 感情に支配されず、将来の展望なども視野に入れて判断する
- 相手との関係にルールを取り入れようとしがち
恋愛の面でも感情的か、論理的かという二つに分かれますね!
【MBTI診断】AとTの職業や仕事上の違いは
恋愛タイプにも性格の違いが表れるので、もちろんAとTでは適職や仕事上の違いがあります。
AとTの違いは、仕事にはどう反映されるのでしょうか?
A(自己主張型)の適職や仕事の仕方とは
ここまで見てきた通り、A(自己主張型)は感情をストレートに表現し、周囲の人から何を思われようと多少は気にしません。
そこで適職としては以下の通りになります。
- 営業…Aの人は、自分の考えや意見を説得力を持って表現する能力があります。
また、相手から何を言われようと落ち込むことはめったにありません。
そのような特性が様々な営業スタイルと合致します。営業で結果を残すことができるでしょう。 - コンサルタント…Aの人は、自分の考えや意見を論理的に展開し、他者に影響を与えることができます。
相手の感情を動かすような提案も得意とするため、人にアイデアを提供するコンサルタントが向いています。 - 起業家…Aの人は、自分のビジョンやアイデアを実現するために、自ら行動し、リスクを取ることができます。
そのため、すべて思った通りに意思決定ができる起業家にも適役でしょう。
T(慎重型)の適職や仕事の仕方とは
T(慎重型)は、安定性や秩序を重視し、冷静で計画的な性格を持っています。
そのような慎重型に適しているのは以下の職業です。
- アナリスト…Tの人は、情報を集め、分析し、論理的な結論を導くことが得意です。
そのためここから得たデータを使って人を説得するアナリストのような職業が向いています。 - 財務担当者…Tの人は、論理的思考や数字に強い関心を持っています。
そのため、膨大なデータを基に分析したりデータを整理する財務担当者のような役割に適していると思います。 - プログラマー…Tの人は、論理的な思考や問題解決能力に優れており、複雑なシステムやプロセスを理解し、改善することができます。
そのため複雑なコードを使ってシステムを組み立てていくプログラマーが適職でしょう。
【MBTI診断】AとTの相性とは
MBTI診断でAとTの相性は、一概に「良い」か「悪い」かということは言えないと考えます。
それはAとTだけでなく他の要素も複雑に絡んでくるからです。
一見正反対のAとTですが、A型の自己主張とT型の慎重さが相互補完的に働き合うことがあれば、そのときにはいい仕事相手や友人やパートナーとなれるでしょう。
またお互いから違う面を学びあうことで、相性を高めていける可能性もあります。
一概にAだから、Tだからということはないように思います!
MBTI診断のAとTの違いまとめ
ここまで見てきた通り、AとTだと感情面や論理的思考の部分で大きく違うことがわかりました。
それぞれにタイプは違いますが、一番大事のはその特徴を知ったうえでそれをどう活かすのか?ということです。
感情面がストレートでわかりやすく、落ち込みにくいAと、慎重になりすぎて繊細なTと違いはありますが、お互いに理解が進むといい関係が作れそうですね!