日本人に多いMBTIは？割合や比率をランキング形式で紹介！

この記事では、日本人に多い性格タイプを、ランキング形式でご紹介します。

日本人に多いMBTIランキング1位：仲介者（INFP）　16.44%

日本で最も多いMBTIは仲介者（INFP）です。

他人への共感力が強く、空気を読んで行動が出来る仲介者（INFP）の価値観は、日本特有の調和を重んじる国柄とマッチしています。

国内に仲介者（INFP）が最多である理由は、そういった背景があるからかもしれません。

ただ、仲介者（INFP）は他人を思いやるあまり、自己犠牲的な行動を取ってしまう方も少なくないようで、「繊細さん」という言葉が生まれたときは、共感の声が多く上がりました。

日本人に多いMBTIランキング2位：運動家（ENFP）　13.78%

2番目に多いMBTIは運動家（ENFP）です。

運動家（ENFP）はポジティブで、社交性を持ちながらも、他人への思いやりを忘れない共感力の持ち主です。

仲介者（INFP）も同様に共感性が強く、他人を思いやる信条を持ち合わせていますが、どちらかというと内向的な性格です。

一方で運動家（ENFP）は、積極的に人とつながろうとする気持ちが強いため「仲介者（INFP）の外向的バージョン」という表現がぴったりの性格タイプです。

日本人に多いMBTIランキング3位：論理学者（INTP）　7.19%

1位・2位の割合と比べ、9～6％程に大幅に数値が離れていますが、3番目に多いのは「論理学者（INTP）」です。

論理学者（INTP）は、論理的な思考で物事を考えることを得意とするタイプです。

日本の学力の高さや、ものづくりの技術力は、外国から非常に高く評価されています。

その背景には論理学者（INTP）のようなロジカルシンキングが得意な人材が多いこととつながりがあるのかもしれません。

日本人に多いMBTIランキング4位：擁護者（ISFJ）　6.82%

4番目に多いMBTIは擁護者（ISFJ）です。

擁護者（ISFJ）は非常に忠実で責任感が強く、特に他人の感情やニーズに対して敏感で、困っている人がいたら助けずにはいられないタイプです。

世界で最も多いMBTIは擁護者（ISFJ）と言われていることもあり、日本国内での割合が多いのもそのためかもしれません。

ただ、日本は世界から見て「治安がいい国」として有名であることから、「世界的に擁護者（ISFJ）が多いから日本も多い」とは一概に言えないかもしれません。

日本人に多いMBTIランキング5位：提唱者（INFJ）　6.79%

5番目に多いMBTIは提唱者（INFJ）です。

提唱者（INFJ）は、誰かの役に立つことや周囲の人や社会に貢献できることにやりがいを感じるため、サービス精神が強い性格タイプです。

国内で地震や台風などの天災が起こった際、すぐさま他県からボランティアが駆けつけたり、無償で物資を送る方が多かったりと、日本の助け合いの精神は、海外でも話題に上がりました。

そういった奉仕活動に励む方が多い理由には、提唱者（INFJ）が比較的多いことが関係しているのかもしれません。

日本人に多いMBTIランキング6位：領事（ESFJ）　6.75%

6番目に多いMBTIは領事（ESFJ）です。

領事（ESFJ）は、周りを明るい気持ちにさせるムードメーカーでありながらも、調子に乗って羽目を外すことは無く、いざという時は協調性を重んじるメリハリのある性格タイプです。

また、伝統を尊重することを信条としているため、昔から大切にされている規律や文化を後世に残すことに強く意義を感じる一面も持ち合わせています。

1位の仲介者（INFP）や2位の運動家（ENFP）ほどの割合ではないものの、他人への思いやりが強く、その上情が厚い領事（ESFJ）は、国内において多く占めているようです。

日本人に多いMBTIランキング7位：冒険家（ISFP）　6.74%

7番目に多いMBTIは冒険家（ISFP）ですが、6位の領事（ESFJ）との差は「0.01％」とほとんど変わりないようです。

そのような冒険家（ISFP）の特徴は、高い好奇心と適応能力です。

柔軟な考え方の持ち主である為、新しい流行や文化でも快く受け入れることができます。

また、忠誠心が強いことから、チームメンバーやリーダーに対する尊敬の念が強く、集団行動を得意としています。

日本人に多いMBTIランキング8位：エンターテイナー（ESFP）　6.02%

8番目に多いMBTIはエンターテイナー（ESFP）です。

エンターテイナー（ESFP）は天性の社交性があり、持ち前の明るさで場を盛り上げることを得意とするタイプです。

自身の直感を頼りに行動することが多いので、調和を重んじる日本においてはちょっと変わった人として見られることも珍しく無いようです。

ただ、人前では明るく振舞うエンターテイナー（ESFP）ですが、実際にはちょっとしたことで傷付きやすい繊細な心の持ち主であるため、そういう意味では日本人らしい性格とも言えます。

日本人に多いMBTIランキング9位：主人公（ENFJ）　5.59%

9番目に多いMBTIは主人公（ENFJ）です。

主人公（ENFJ）の特徴は、高いカリスマ性とリーダーシップ能力です。

日本は比較的ひかえめで受動的な性格の持ち主が多い中で、主人公（ENFJ）のような率先して人を引っ張る素質を持っている方は非常に稀な存在です。

主人公（ENFJ）はリーダーだからと言って決して偉ぶることは無く、仲間を励ましながら目標に向かって進む傾向にあるため、ここでも日本特有の調和性の高さが垣間見えます。

日本人に多いMBTIランキング10位：討論者（ENTP）　5.19%

10番目に多いMBTIは討論者（ENTP）です。

討論者（ENTP）は、自頭の良さと頭の回転の速さから、常に新しいアイディアや革新的な発想が絶えない天才肌の持ち主です。

日本は従来の慣習や安定性を重んじる傾向があるので、討論者（ENTP）のようなアイディアマンは、従来の枠組みに適応しにくく、順位が低くなるようです。

ですが、討論者（ENTP）は周りの視線を気にしない自分軸の持ち主であるため、革新的な発想を好む性格タイプの中でも比較的割合が高いのだと考えられます。

日本人に多いMBTIランキング11位：建築家（INTJ）　3.70％

11番目に多いMBTIは建築家（INTJ）で、その割合は10位の討論者（ENTP）と「1.49％」ほどの差があります。

ですので、11位の建築家（INTJ）から下位にかけて、日本にはほとんどいない稀なMBTIと言えるでしょう。

そのような建築家（INTJ）は、独自のビジョンと理論を基盤として、革新的なアイディアや解決策を生み出すことに長けています。

徹底した論理的な思考能力は他の性格タイプと比べてもトップクラスであるため、建築家（INTJ）の存在そのものは世界的に見ても非常にレアな存在だと言われています。

そのため下位にランクインしたものの、海外と比較すると建築家（INTJ）の割合は多いようです。

日本人に多いMBTIランキング12位：管理者（ISTJ）　3.57%

12番目に多いMBTIは管理者（ISTJ）です。

管理者（ISTJ）は非常に真面目で、伝統やルールに対して忠誠に従う誠実さがあります。

日本は伝統や秩序を尊重する意識が強いので、管理者（ISTJ）のような誠実な性格タイプが多いように感じられますが、意外に12位と低いようです。

その理由として、多様性が重要視される現代において、新しい文化や価値観に対して柔軟に受け入れる時流に変わりつつあることが関係しているのかもしれません。

日本人に多いMBTIランキング13位：幹部（ESTJ）　3.39%

13番目に多いMBTIは幹部（ESTJ）です。

幹部（ESTJ）は率先して人をまとめることを得意とするリーダーシップの素質があると同時に、どんなことがあっても与えられたルールや約束を守る義理堅い性格の持ち主です。

幹部（ESTJ）も、12位の管理者（ISTJ）と同様に昔ながらの伝統を重んじて、それにならうことが善だと考えるタイプです。

そのため、管理者（ISTJ）に次いで13位にラインクインしたのだと考えられます。

日本人に多いMBTIランキング14位：巨匠（ISTP）　2.87%

13番目に多いMBTIは巨匠（ISTP）です。

巨匠（ISTP）は高い好奇心の持ち主で、ただ情報を得るだけではなく、実際に体験したり手に触れたりすることで、自分の知識やスキルとして身につけることを好むタイプです。

興味のあることは自分が納得するまで徹底して取り組みたいという気持ちが強いので、他人のペースややり方に合わせるのではなく、自分のやりたいように物事を進めたい独立心の持ち主です。

同調圧力の強い日本において巨匠（ISTP）のような徹底したマイペースを突き通すのは困難であるため、割合として少ないのだと考えられます。

日本人に多いMBTIランキング15位：起業家（ESTP）　2.62%

15番目に多いMBTIは起業家（ESTP）です。

起業家（ESTP）は非常にチャレンジ精神が高く、少しでも興味を持ったことは真っ先に調査したり挑戦したりなど、すぐに行動に移す性格タイプです。

その上、リスクを恐れない傾向にある為、行動することで多少の損失が発生することが予め分かっていても、チャレンジ精神を優先するようです。

ある意味で”物怖じしない“度胸の持ち主である起業家（ESTP）は、非常に稀な性格タイプであるため、15位にランクインしたのだと考えられます。

日本人に多いMBTIランキング16位：指揮官（ENTJ）　2.57%

最も少ないMBTIは指揮官（ENTJ）です。

指揮官（ENTJ）は自分に強い自信があるカリスマ性の持ち主です。

主体的に動くことを望む性格タイプで、物事の中心となって周囲の人を巻き込みながら、目標に向かってチームを動かすことができます。

同調圧力の強い日本には滅多にいない主体性の持ち主なので、周りから慕われやすく、重宝されることが多いようです。

日本と世界のMBTI割合を比較

ところで、日本と世界とでMBTI割合に違いはあるのでしょうか。

MBTIはまだ全世界に普及しきっていないため、正確な世界のMBTI割合は不明であるものの、世界的に多い・少ないとされているMBTIをご紹介します。

まずは、世界的に多いMBTIと、日本で多いMBTIを比較します。

このように、世界的に多いとされるMBTIの割合は、日本の割合の約2倍ほど占めるようです。

次に、世界的に少ないMBTIと、日本で少ないMBTIを比較します。

世界的に少ないとされるMBTIは、指揮官(ENTJ) を除き、日本国内において割合が高い傾向にあるようです。

この結果からして、日本にはN（直観型）の傾向にある性格タイプが多いと考えられます。

N（直観型）とは、高い適応力の持ち主で、発生した問題に対して柔軟に対応するタイプであることを示します。

日本人男性に多いMBTIは

今度は、日本国内のMBTI割合の男女差を見てみましょう。

日本男性に多いと言われるMBTIは、主に以下が挙げられます。

日本男性は、感情よりも論理的思考や客観性を重視するT（思考型）が多いようです。

次いで、人と群れるよりひとりの時間を大切にするI(内向型)が多く、また、S(感覚型)とP(知覚型)もちらほら見られることから、自分のペースや気分に合わせて物事に取り組みたい傾向が強いと考えられます。

日本人女性に多いMBTIは

日本女性に多いと言われるMBTIは、主に以下が挙げられます。

日本女性は、男性と真逆で、客観的な事実よりも感情を重視し、他人への思いやりや共感を重視するF（感情型）が多いようです。

その次に、規則やルールを重んじるJ(判断型)が多いことから、周囲に気配りをしつつ、与えられた約束や規則はしっかり守る誠実さを持ち合わせている人が多いと考えられます。

日本人に一番多いMBTIは仲介者（INFP）！

では、改めて日本国内に多いMBTIタイプをまとめます。

日本では協調性や調和を大切にする性格タイプの割合が多く、主体的に動くリーダー気質の持ち主ほど割合が少ないようでした。

この結果から、日本特有の文化や価値観がランキングに反映されていることが、分かっていただけたかと思います。

以上が、日本に多いMBTIタイプのまとめでした。

ここまでお読みくださりありがとうございました。