MBTI診断のアルファベットって何を意味しているんだろう?
今回の記事では、INFJ(提唱者)やINFP(仲介者)など、MBTIの診断結果の末尾に表示されるアルファベットの意味についてご説明します。
1文字違うだけで性格タイプが大きく変わるようです!
MBTI診断のJとPの違いとは
MBTI診断において“J”は「判断型」、“P”は「知覚型」であることを示します。
それぞれの特徴についてご説明します。
J(判断型)の特徴は
J(判断型)の特徴は、計画性や組織性、決断力があることです。
予測可能な環境を好むため、計画を立てて、それ従って行動することや、あらかじめ決めておいたタスクを終わらせることに重点を置きます。
また、自己の価値観や信念に基づいて決定を下す傾向があるため、常に結論を出し、行動に移すことを好みます。
P(知覚型)の特徴は
一方で、P(知覚型)の特徴は、柔軟性や適応力、創造性があることです。
計画通りに行動することよりも周囲の状況や気分に応じて行動することを好みます。
また、創造的で柔軟な思考を持ち、予期せぬ状況にも対処できる能力も持ち合わせているため、定まったルールよりも臨機応変なアプローチを好み、新しいアイデアや視点を求める傾向があります。
このようにJ(判断型)とP(知覚型)は対極的な立場にあるようです。
JとPを見分ける質問とその回答とは
J(判断型)かP(知覚型)を見分けるには、いくつかの質問で判断することができます。
次の質問に「はい/いいえ」で答えてください。
- 予定を立てるとき、細かな日時や場所の指定まで細かく決める
- 新しいことに取り組むときは、まず詳細なスケジュール作成から始める
- 何かを決断する際、直感ではなく慎重な情報集めから始める
- 予定が変更されることに、ついストレスを感じる
- 突発的なトラブルがあった際、柔軟に対処することが苦手
上記のうち、「はい」の数が多ければJ(判断型)、「いいえ」の数が多ければP(知覚型)の傾向が強いと言えるでしょう。
「計画通りに進行しているか?」が、J(判断型)かP(知覚型)を見分ける重要なポイントのようです!
【MBTI診断】JとPの恋愛傾向の違いは
次に、J(判断型)とP(知覚型)の恋愛傾向を見てみましょう。
J(判断型)の恋愛傾向は
J(判断型)は、パートナーに対して、予測可能性や安定性を求める傾向があります。
特に真剣な関係を築く際には、相手との価値観や目標の一致を重視し、未来の計画を共有することが重要だと考えています。
また、感情よりも論理的な判断を優先し、冷静かつ合理的な会話を好む傾向にあるようです。
P(知覚型)の恋愛傾向は
P(知覚型)は、パートナーとの関係において、自由や新しい経験を求める傾向があります。
計画よりも瞬発的な出会いや感情の流れに身を任せることが多く、相手との関係を自然体で楽しむことを重視します。
また、感情に敏感であり、直感や感覚を信頼して行動するため、理屈よりも心の声に従って動くことがあります。
恋愛面では「感情と合理性のどちらを優先するのか」という点が大きく異なるようですね!
【MBTI診断】JとPの職業や仕事上の違いは
次は、J(判断型)とP(知覚型)の適職や、仕事の仕方の特徴を見てみましょう。
J(判断型)の適職や仕事の仕方とは
J(判断型)の適職の一例は以下の通りです。
- プロジェクトマネージャー
- コンサルタント
- 管理職を始めとしたリーダーシップポジション
このように、J(判断型)はデータや客観的事実に基づいた意思決定や計画立案の能力に長けているので、それを活かした上記のような仕事が向いています。
いずれの職業にせよ、J(判断型)の仕事の仕方の特徴として、効率的に作業が進むように考慮されたスケジュールを立ててから、仕事に取り組むことが挙げられます。
また、自らの役割や義務を果たすことに責任感を持ち、着実に目標に向かって進むように努めます。
P(知覚型)の適職や仕事の仕方とは
P(知覚型)の適職の一例は以下の通りです。
- デザイナー(Webサイト、グラフィック等)
- クリエイター
- 接客業
このように、P(知覚型)は自身の創造性を形にできたり、臨機応変に対応できる柔軟性を求められる仕事が向いています。
P(知覚型)は、直感や感覚に頼って仕事をこなす傾向にあるため、決められた計画通りに動くのではなく、ある程度の裁量や自由が許される職場を好む傾向にあります。
また、新しいアイディアやアプローチを積極的に探究することが得意なため、時代の変化に合わせて顧客のニーズに応じた対応を取ることができます。
お仕事面では「物事が予定通りに進んでいるのか?」を重視する点が大きな違いのようです。
【MBTI診断】JとPの相性とは
J(判断型)とP(知覚型)で性格の違いがあるようだけど、相性はいいのかな?
一見、対極的な立場にあるため、対立してしまいそうな印象があるJ(判断型)とP(知覚型)の関係ですが、実は両者の相性は良好と言えます。
計画通りに進行することに重きを置くJ(判断型)ですが、自由行動が苦手です。
一方で自由行動を得意とするP(知覚型)ですが、計画を立て、その通りに動くことが苦手です。
このように、お互いの苦手分野を、お互いに補い合える関係にあると言える為、両者の相性は良く、恋愛面でも仕事面でもよいコンビが組めることでしょう。
パズルのピースがぴったりはまるように、お互いの得意・苦手を補う関係のようですね!
MBTI診断のJとPの違いまとめ
最後にJ(判断型)とP(知覚型)の違いをおさらいしましょう。
- 性格:計画性や組織性、決断力がある
- 恋愛傾向:パートナーに安定性を求める
- 適職:意思決定や計画立案に関わる仕事
- 仕事の仕方:効率性と責任感を重視
- 性格:柔軟性や適応力、創造性がある
- 恋愛傾向:自由や新しい経験を求める
- 適職:創造性:柔軟性を活かせる仕事
- 仕事の仕方:直感や裁量の多さを重視
J(判断型)は計画やスケジュールなどと言った具体的な手立てを立てることを重視しているのに対して、P(知覚型)は感情や感覚など抽象的な部分をくみ取ることが得意なようでした。
正反対な両者ですが、コンビを組むと相性が良いのでしたね!
以上が、J(判断型)とP(知覚型)の違いのまとめでした。
ここまでお読みくださりありがとうございました。